目次
- オウンドメディア制作背景
- エンジニア 門馬さんインタビュー
- PROFILE
- Q. Java学習プロジェクトに参加したきっかけを教えてください。
- Q. Java学習プロジェクトに参加する前、プログラミングの経験はありましたか?
- Q. Java学習プロジェクトではどのような学習をしてきましたか?
- Q. 「WAVERS LAB」の制作ではどのような部分を担当しましたか?
- Q. 実際に制作してみて大変だったことは何ですか?
- Q. 技術的に苦労した点はありましたか?
- Q. 今回の制作を通して、成長を感じた瞬間はありましたか?
- Q. 学習だけでなく、実際の制作に関わったことで得られたものは何ですか?
- Q. メディアが完成したときの気持ちを教えてください。
- Q. 「市場価値を上げたい」と考えている方にとって、どのような経験が重要だと思いますか?
- Q. プログラミングを学んでいる方や、実務経験がないことに不安を感じている方へメッセージをお願いします。
- まとめ
実務未経験からエンジニアとして成長するには?Java学習プロジェクトからオウンドメディア制作に挑戦した門馬さんのインタビュー。実務経験の積み方や市場価値を高めるためのポイントとは。
オウンドメディア制作背景
これまで当社では社外メディアを活用して情報発信を行ってきましたが、分析に制限があり、ユーザーの動きやコンテンツの効果を十分に把握できないという課題がありました。
そこで、オウンドメディア「WAVERS LAB」を立ち上げ、データをもとにコンテンツ改善を行いながら、より価値のある情報発信ができる環境を整えました。
また、「WAVERS LAB」の制作はJava学習プロジェクト(Javaというプログラミング言語を使ったWeb開発を学ぶ社内プロジェクト)を修了したメンバーが担当しており、学習内容を実践に活かしながら、実務に近い経験を積む場となりました。
本記事ではそんな「WAVERS LAB」の制作に携わった門馬一樹さんにインタビュー。実務経験の積み方や市場価値を高めるためのポイントとは…?
エンジニア 門馬さんインタビュー
PROFILE
門馬 一樹 Monma kazuki
金融系システムの監視・運用オペレーターからエンジニアを目指し転職。
様々な学習プロジェクトを経てオウンドメディア制作に携わる。
Q. Java学習プロジェクトに参加したきっかけを教えてください。
Javaプロジェクトに参加する前は、LULLで実施されていたReactプロジェクトに参加していました。
しかし、そのプロジェクトでは思うような成果を出すことができず、悔しさが残る結果となりました。
そんな中、Reactプロジェクト終了直後にJavaプロジェクトの立ち上げを知り、「このまま終わらせたくない」「次こそは成果を出したい」という思いから参加を決めました。
Q. Java学習プロジェクトに参加する前、プログラミングの経験はありましたか?
実務としてのプログラミング経験はありませんでした。
ただ、RubyやJavaScriptといった基礎的なプログラミング言語は、入社前から自費で通っていたスクールで学習しており、複数のWebサイトを構築できるレベルまでは身につけていました。
また、LULL入社後にはPHPやTypeScript、Reactなど、実務でもよく使われる技術についても学習しています。

Q. Java学習プロジェクトではどのような学習をしてきましたか?
まず、Javaの基本文法の理解から学習が始まりました。以下のような、他の言語でもみられる文法ですね。
- 変数・型(int, String など)
- 条件分岐(if / switch)
- ループ(for / while)
- 配列・List
- メソッド
そこから、オブジェクト指向というプログラムを「部品」のように分けて設計数考え方の学習に入り、難易度が激変しまして…。
その他の言語でもオブジェクト指向が出てくるのですが、感覚的に理解していた部分だったため理解するまでに少し時間がかかりました。
以下のものがオブジェクト指向で学んだことです。
- クラス / インスタンス
- コンストラクタ
- カプセル化(getter/setter)
- 継承
- ポリモーフィズム
その後、Spring Bootという、Webアプリを効率よく作るためのツールを使ったWEB開発の学習に入りました。
ここでは以下の内容を学習しました。
- Controller / Service / Repositoryなどの役割ごとの分け方
- MVC構造(画面・処理・データを役割ごとに分ける設計)
- Thymeleaf(HTMLをベースにWeb画面を作るテンプレートエンジン)
- DB連携(PostgreSQLを用いたデータの保存・取得)
このSpring Bootを使った簡単なECサイトやTODOアプリなどの作成を通して、理解を深めていきました。

Q. 「WAVERS LAB」の制作ではどのような部分を担当しましたか?
ほとんどすべての工程に関わりました。具体的には、要件定義(何を作るか決める工程)や画面設計、ワイヤーフレームの作成から、WordPressのディレクトリ設計やプラグイン設計、SCSSのアセット設計、GA設計、ロール設計まで幅広く担当しました。
さらに、実際のコーディングや運用設計にも携わり、企画から設計、開発、運用まで一貫して関わることができました。

Q. 実際に制作してみて大変だったことは何ですか?
一番大変だったのはスケジュール管理です。
今回は一つひとつ指示を受けながら進める形ではなく、プロジェクトの進行も任せてもらっていたため、自分で全体のスケジュールを考えながら進める必要がありました。
その中で、プロジェクトを動かしていく難しさを強く感じました。
ただ、WordPressはよく使われるCMSのため情報が多く公開されており、調べながら制作を進めることができました。
Q. 技術的に苦労した点はありましたか?
WordPressを使った開発が初めてだったので、仕組みを理解するのに時間はかかりました。
ただ、WordPressはよく使われるCMSのため情報が多く、調べながら制作を進めました。
Q. 今回の制作を通して、成長を感じた瞬間はありましたか?
今回の制作はほとんどやったことがないものばかりだったので「これはこうやるんだ!」という発見ばかりでした笑
「成長を感じた」というより、「刺激を得られた」という感覚の方が大きかったですね。
Q. 学習だけでなく、実際の制作に関わったことで得られたものは何ですか?
一番大きかったのは、制作の流れを経験できたことです。
学習だけだと「技術」だけになりがちですが、制作では「チームで作ること」「スケジュール」「修正対応」など、実際の開発に近い経験ができました。
その違いを実感できたのが大きかったです。
Q. メディアが完成したときの気持ちを教えてください。
正直、まずは「ほっとした」というのが一番大きかったです。
タスクをチーム内で分担して進めていたものの、他のプロジェクトとの兼ね合いで対応が難しくなり、自分で巻き取る場面があったり、デザイン面で行き詰まって先輩に相談したりと、さまざまな課題がありました。
また、コミュニケーションの難しさを感じる場面もあり、最後まで無事にリリースできるのか不安もありましたが、そうした紆余曲折を乗り越えて形にできたことで、大きな安心感と達成感を得ることができました。
Q. 「市場価値を上げたい」と考えている方にとって、どのような経験が重要だと思いますか?
IT業界における「市場価値」は、シンプルに言うと「どのくらいの価値を提供できるエンジニアか」で決まると考えています。
その中でも大きな要素が、「何を作れるか」「どのような経験を積んできたか」です。作れるものの幅が広いほど、市場価値は高まっていくと思います。
まず、コーディングなどの実務経験を積むうえでは、以下のような経験が重要です。
- チームでの開発経験
- Git(複数人で開発するためのコード管理ツール)を用いた開発
- バグ修正や既存コードの改修
- 仕様変更への対応
- 本番環境へのデプロイ(作ったシステムを公開すること)
- 障害対応
- コードレビュー対応
これらは、エンジニアとして仕事をするうえでの基礎となる経験だと思います。
一方で、AIの進化により、こうした工程の一部は効率化されてきています。
そのため、長期的に市場価値を高めていくためには、設計や要件定義といった上流工程の経験も重要になってきます。
例えば、
- 要件定義やシステム設計
- スケジュールの見積もり
- バグの原因調査や問題の切り分け
- 既存コードの読解
- DB(データベース)設計やAPI(システム同士をつなぐ仕組み)設計
- コードレビュー(他の人のコードを確認すること)
- 非エンジニアとのコミュニケーション
といった領域です。
これらは経験や理解力、コミュニケーション力が求められるため、市場価値につながりやすい部分だと考えています。
とはいえ、未経験からいきなり上流工程に携わることは難しいため、まずは下流工程から着実に経験を積み、徐々にステップアップしていくことが現実的なキャリアパスだと思います。
Q. プログラミングを学んでいる方や、実務経験がないことに不安を感じている方へメッセージをお願いします。
プログラミングを学んでいる方の中には、「実務経験がないこと」に不安を感じている方も多いと思います。
ただ、IT業界では「どれだけ勉強したか」よりも、「何を作ったか」「どのような経験をしてきたか」が評価される傾向があります。そして、最初から実務経験がある人はいません。
誰でも最初は、簡単な修正やコーディング、バグ対応といった小さな業務からスタートします。
大切なのは、小さな経験を一つずつ積み重ねていくことです。既存コードの修正やエラー解決の経験は、すべて実務につながります。
実務経験がないことを過度に不安に思う必要はありません。「昨日できなかったことが今日できるようになった」という積み重ねが、市場価値を高める一番の近道だと思います。
まとめ
エンジニアの市場価値は、「何を作り、どのような経験を積んできたか」で高まります。
実務未経験であっても、学習を実践に活かしながら経験を積むことで、着実に成長していくことができます。
小さな積み重ねが実務経験につながるため、「どのように経験を積むか」を意識しながら、一歩ずつ挑戦していくことが大切です。
当社では今後も、こうした実践の機会を通して、未経験からでも成長できる環境づくりを大切にしていきます。
本文要約
実務未経験からエンジニアとして成長するには?Java学習プロジェクトからオウンドメディア制作に挑戦した門馬さんのインタビュー。実務経験の積み方や市場価値を高めるためのポイントとは。 オウンドメディア制作背景 これまで当社 […]











